ピコピコが気持ちいい電子音ポップ James Yuill『Turning Down Water for Air』(2007年作品)

ピコピコ電子音ポップ James Yuill『Turning Down Water for Air』(2007年作品)

ピコピコが気持ちいい電子音ポップ James Yuill『Turning Down Water for Air』(2007年作品)

打ち込みによる電子音ポップが特徴のシンガーソングライター James Yuill(ジェームス・ユール)の2007年作品『Turning Down Water for Air』です。ミュージックビデオはアルバムからのリード・シングル「No Surprise」

James Yuill – No Surprise

可愛らしいジャケットに描かれた人物が、ジェームス・ユール本人のイラスト。メガネが特徴の草食系男子なところ、結構そっくりです。

ジェームス・ユールの音楽は、ピコピコやエレクトロならではの軽快なリズムが心地よくて、とても爽やかです。近年のアウル・シティー(Owl City)のようなエレクトロ・ポップ職人たちの先駆けと呼べるのではないでしょうか。アコギシンセサイザーを使った耳に優しい音楽です。

とはいっても、アウル・シティーのような流行ものと異なるのは、そんなにアゲアゲじゃないところ。派手なコーラスもなし。あくまで草食系な音楽で、大人しく聴きやすいです。

ピコピコが気持ちいい電子音ポップ James Yuill『Turning Down Water for Air』(2007年作品)
©Amazon

Tracklist

1. You always do
2. Left handed girl
3. No pins allowed
4. This sweet love
5. Head over heels
6. The ghost
7. No surprise
8. Over the hills
9. How could I lose
10. She said in jest
11. Breathing in
12. Somehow