ヨーロッパで著名なダブステップ・プロデューサーのScuba(読み方:スキューバ)の「Triangulation(読み方:トライアンギュレーション)」というアルバムです。この「Triangulation」は、Scubaのセカンド・アルバム。「Triangulation」リリース前に、Scubaはイギリスのロンドンからドイツのベルリンに移住しており、新天地で制作された楽曲が聴けます。
と、こんなふうにレビューにあった内容からScubaという人物の概要を綴ってみたのですが、ぼくは当時このアルバムで初めて彼の存在を知りました。このいかにもミニマルな香りのするアートワークに一目惚れし、ジャケ買いしてしまったのです。その期待は裏切りませんでした。ただ、想像していたよりもはるかに、ハードでインダストリアルで、ダーク。金属臭いノイズや水のしたたる音など、なんとも耳をえぐるような生々しい音の使い方に、さらに惚れました。このころから僕はダブステップをどんどん積極的に聴くようになりましたが、今でもお気に入りのCDですね。「Latch」という曲がぼくのオススメです。音が生々しいでしょ? やっぱダブステップは気持ちいい。
と、いうわけで聴けばわかります。上手く説明できません。