静かに嗜む日本語とピアノの美しさ Spangle call Lilli line - PURPLE (2008)

静かに嗜む日本語とピアノの美しさ Spangle call Lilli line – PURPLE (2008)

静かに嗜む日本語とピアノの美しさ Spangle call Lilli line - PURPLE (2008)静かに嗜む日本語とピアノの美しさ。Spangle call Lilli line の2008年の6作目のフルアルバム「PURPLE」です。邦楽好きならもう名盤でしょうか。Spangle call Lilli line (読み方:スパングル・コール・リリ・ライン) の女性ボーカル大坪加奈さんのアンビエントな楽曲にぴったりな漂う浮遊感のある歌声は、最高に上品でオシャレです。そして、ポストロック好きのツボを熟知したかのようなピアノやギターの音が最高に心地よい。それだけじゃなくもちろん、歌もの楽曲としてのメロディーも素晴らしくて、ポップの延長線で楽しむこともできる、すべての日本人のための名盤といえるCDです。

前楽曲のタイトルが小文字のスペルで統一されているのも素敵です。このアルバムからの名曲「cast a spell on her」は、都会のボサノヴァ風のアレンジがとてもオシャレ。低いトーンのボーカルも素敵。このほか、アルバム冒頭1曲目の「mai」がぼくの個人的なオススメ曲です。ぼくがキャッチコピーつけるなら ”一秒で恋に落ちてしまう美しい曲” です。

Spangle call Lilli Line – Mai

Spangle call Lilli Line – a portrait

Spangle call Lilli Line – cast a spell on her